比較
CodeCatchとMessAutoを比較
どちらも、Macの「メッセージ」と「メール」アプリから認証コードを取り出すアプリで、どのブラウザでも使えます。MessAutoは、コードのペーストからReturnキーまで任せられます。CodeCatchはGmailも読み、ログインリンクを拾い、履歴も残します。
機能の比較
| 機能 | CodeCatch | MessAuto |
|---|---|---|
| メッセージのコード | iMessageとSMS | iMessageとSMS |
| 使える場所 | どのアプリでも | どのアプリでも |
| メールのコード | Apple Mail、Gmail、その他 | Apple Mailのみ |
| ログインリンク | あり、リンク先も表示 | なし |
| コードの履歴 | 7日間、検索できる | なし |
| TOTPコード | Bitwarden | なし |
| Touch IDでロック | あり | なし |
| コードを代わりに入力 | 任意 | あり、Returnキーも |
| アクセシビリティの許可 | 入力を任せる場合のみ | 必要 |
| フルディスクアクセス | 必要 | 必要 |
| 独自のルール | 送信元を無視 | 独自のパターン |
| オープンソース | はい | はい |
| 警告なしで開ける | はい、Developer IDで署名 | いいえ、macOSが確認を求める |
MessAutoの列は、README(バージョン1.3.0)の記載をもとにしています(2026年10月時点)。「なし」は、そこに記載がないという意味です。
結論から言うと、コードのペーストからReturnキーまで任せられるツールがほしいなら、MessAutoが向いています。コードがGmailに届く、ログインリンクを受け取る、あとでコードを探したい。そんな人にはCodeCatchが向いています。
MessAutoとは?
MessAutoは、LeeeSeがRustで開発している、無料でオープンソースのMac用メニューバーアプリです。「メッセージ」と「メール」アプリをチェックし、認証コードが届くとコピーします。カーソルのある入力欄へのペーストと、Returnキーの入力まで任せることもできます。
GitHubのスターは2026年10月時点で約1,600と、人気のあるプロジェクトです。ライセンスはMITで、最新リリースの1.3.0は2025年10月に公開されました。
2つのアプリの共通点
- どのアプリでも使える。どちらもブラウザの自動入力には頼らないので、Chrome、Arc、Firefox、Edgeのどれでも動きます。自動入力で困っているなら、MacのChromeで認証コードが自動入力されない理由をご覧ください。
- 「メッセージ」と「メール」アプリを読む。SMSのコードを読むには、どちらもiPhoneで「テキストメッセージ転送」をオンにする必要があります。
- フルディスクアクセスが必要。macOSでは、この許可がないとどのアプリも「メッセージ」と「メール」を読めません。
- どちらもオープンソース。Mac上で動き、アカウントは要りません。
MessAutoが優れている点
- 入力まで全部おまかせ。Auto Pasteがコードを入力欄に入れ、Auto Returnが送信します。キーボードに触れる必要はありません。
- クリップボードをそのままにできる。「Don’t Occupy Clipboard」モードでは、MessAutoがコードを直接入力します。先にコピーしていた内容は消えません。
- カーソルのそばに表示。フローティングウインドウが、ポインタのすぐ横にコードを表示します。
- ルールを自分で決められる。設定ファイルで、コードを見つけるためのキーワードとパターンを編集できます。
CodeCatchが優れている点
- Gmailなどのメールに直接接続。MessAutoが読むのは「メール」アプリだけで、READMEではほかのメールクライアントは未対応とされています。CodeCatchは「メール」アプリも読み、GmailやOutlookなどのアカウントにも直接接続します。メールは読み取り専用です。
- ログインリンク。コードの代わりにリンクを送るサービスが増えています。CodeCatchはそのリンクをコードと同じ一覧に表示し、どこにつながるかを示します。送信元と違うサイトにつながるリンクには警告を出します。
- 履歴。コードとリンクは7日間メニューに残ります。サービス名を入力してReturnキーを押せば、そのコードをもう一度コピーできます。
- Bitwardenのコード。CodeCatchはBitwardenのコードをメニューバーに表示し、Touch IDでロックします。
- 初期設定で求める権限が少ない。CodeCatchがアクセシビリティの許可を求めるのは、コードの入力を任せたい場合だけです。
- ふつうにインストールできる。CodeCatchはDeveloper IDで署名されているので、ほかのアプリと同じように開けます。
必要な権限の比較
| CodeCatch | MessAuto | |
|---|---|---|
| フルディスクアクセス | 必須 | 必須 |
| アクセシビリティ | 入力を任せる場合のみ | 必須と記載 |
| ネットワーク | メール、Google、Bitwarden(有効時)、アップデート確認 | アプリ内アップデート |
アクセシビリティの許可があると、アプリはほかのアプリの中でキーを押せます。自動ペーストはこの仕組みで動きます。そのためCodeCatchは、必要になるまでこの許可を求めません。
それぞれのインストール方法
どちらもGitHubからダウンロードします。MessAutoには確認済みの開発元の署名がないため、初めて開くときはmacOSにブロックされます。READMEには回避方法が2つ載っています。アプリを右クリックして「開く」を選ぶ方法と、ターミナルですべてのアプリのチェックをオフにする方法です。
MessAutoを入れるなら、右クリックの方法を使ってください。spctl --master-disableでチェックをオフにすると、そのアプリだけでなく、Mac上のすべてのアプリでこの保護が外れます。
MessAutoからCodeCatchへの乗り換え
- MessAutoを終了します。メニューバーのアイコンから終了します。2つのアプリが同じコードに反応しないようにするためです。
- CodeCatchをダウンロードして開きます。アプリはメニューバーに常駐します。
- フルディスクアクセスを許可します。設定画面はCodeCatchが開きます。
- メールを追加します。Apple Mailをオンにするか、GmailやOutlookなどのアカウントを追加します。
- 自動ペーストがほしいなら、「Settings」>「General」で「Automatically Type Codes」をオンにします。macOSがアクセシビリティの許可を求めます。
よくある質問
MessAutoとは?
MessAutoは、無料でオープンソースのMac用アプリです。「メッセージ」と「メール」アプリから認証コードを見つけて、コピーします。入力欄へのペーストやReturnキーの入力まで任せることもできます。
MessAutoは無料ですか?
はい。MessAutoは無料で、MITライセンスのオープンソースです。GitHubのページからダウンロードします。
MessAutoはGmailに対応していますか?
Macの「メール」アプリにGmailアカウントを設定している場合だけです。MessAutoが読むのは「メール」アプリで、Gmailそのものではありません。READMEでは、ほかのメールクライアントは未対応とされています。CodeCatchも「メール」アプリを読むうえ、Gmailなどのアカウントに直接接続することもできます。
MessAutoはChromeで使えますか?
はい。CodeCatchと同じくクリップボードとキー入力で動くので、ブラウザを選びません。どちらもChrome、Arc、Firefox、Edgeなど、どのアプリでも使えます。
それぞれ、どんな権限が必要ですか?
どちらもフルディスクアクセスが必要です。macOSでは、この許可がないとどのアプリも「メッセージ」と「メール」を読めないためです。MessAutoのREADMEには、アクセシビリティの許可も載っています。これがあると、アプリはほかのアプリに文字を入力できます。CodeCatchがアクセシビリティを求めるのは、コードの入力を任せる設定をオンにしたときだけです。
MessAutoとCodeCatchは併用できますか?
できます。ただし、同じコードに両方が反応します。併用するなら、ペーストはどちらか一方に任せてください。MessAutoのAuto PasteをオンにしてCodeCatchの入力をオフにするか、その逆にします。
MessAutoの代替アプリは?
MessAutoの機能に加えて、Gmail、ログインリンク、検索できる履歴、Bitwardenのコードもほしいなら、CodeCatchを試してください。コードがSMSでしか届かないなら、オープンソースの2FHeyもあります。
CodeCatchが向いている人
- Apple Mailだけでなく、Gmailにもコードが届く
- コードだけでなく、ログインリンクも届く
- コードの履歴とBitwardenのコードを1か所にまとめたい
- コードは自分でペーストしたい
CodeCatchを使ってみる
メッセージとメールに届いたコードとログインリンクを、⌘Vひとつで。
無料 · macOS 15以降 · AppleシリコンとIntelに対応

